深場やサンクチュアリーにいるバスは、
基本的には、スクールしていることが多い。


スクールとは、群れ。
固体ではなく、ある程度の数で群れる。


それは、そもそも深場などでは、
条件のよい場所が限られることにも要因があるだろう。


スクールのバスが、シャローに向かうとき、
マイグレーションルート、つまり沿線を行く。


カケアガリやドロップオフにある障害物など、
コンタクトポイントを経由してシャローに向かう。


そして、カケアガリを上りきったところに、
スキャターポイントがある。


スキャターポイントとは、
群れが解散する場所と捉えればいい。


そのポイントと過ぎれば、バスは単独行動を始める。
ただし、それも障害物が基本。


このシャローの絶好の餌場となる障害物と
ルートである、カケアガリやドロップオフはセット。


切り離して考えることは出来ない。


そのセットで考える際の繋ぐポイントが、
スキャターポイントであるといえる。


シャローを見切るには、それに関連するブレイク。
ブレイクを見切るには、それに関連するシャローの障害物。


スキャターポイントを軸に、関連性を見ていけば、
その優先順位やアプローチの順番も見えてくる。


シャローにバスがいることが判れば、
それに関連している障害物のタイプを見極める。


そこには、「傾向」が必ずあるからだ。


バス釣りは、体力勝負のゲームではない。
戦略を基本とするゲームであることを忘れない。


デパートの売り場にエレベータから降りたとき、
わくわくする気持ちを感じることがあるだろう。


シャローへのマイグレーションには、
バスは、それ以上の思い入れを持って上がってくる。


リスクを天秤に掛け、満を持してやってくるのだ。


スキャターポイントで、解散する状況を想像したとき、
それが、いかにプライムタイムかが想像できる。


それを具体的にイメージできたとき、
現実にスキャターポイントに出会えるだろう。