スポーニングの時期、
「はじめの一匹」の重要性の話をした。


しかし、それは、その時期だけの話ではない。


夏のセオリーといえば、「水」「溶存酸素」。
そして、インレットやディープに注目する。


たとえば、全体的に流れのあるフィールド。
ダムサイトが開くなど、流れができたときは状況が変わる。


フィールド全体の状態に差がなくなる状態。
つまり、バスを釘付けにする圧倒的な要素がない状態。


こうした状態になったとき、アングラーは混乱する。
何をキーに考えるべきかがわからなくなってしまう。


だからこそ、「はじめの一匹」が重要だ。


その一匹を観察することはもちろん、
その一匹をいかに手にするかを考える。


その方法は、「はじめから固執しないこと」だ。


あらゆる可能性を考慮して、
とにかく幅広く、大きく考えてアプローチする。


パターンをはじめから決めてかかるような考えは、
こうした状況では、余計な混乱を招くだけだ。


はじめから、すべてを見通せるものなど、
誰一人いるはずはないのだということを理解する。


はじめの一匹。


仮説は、あくまでも仮説として扱うことで
はじめて出会うことができる一匹だ。